ヤッスホユック

大村 正子 アナトリア考古学研究所研究員

第8次ヤッスホユック発掘調査(2016年)を開始しました

発掘作業の様子

発掘作業の様子

第8次ヤッスホユック発掘調査は9月1日に開始しました。犠牲祭のため9月12日〜18日の1週間、調査は中断されましたが、その後の今季の調査に繋ぐ、良いスタートが切れました。

今季の調査は、遺丘頂上部で6次、7次調査で検出された第Ⅱ層の遺構をさらに精査し、東側グリッドでは、第Ⅲ層の前期青銅器時代の王宮址の南東への広がりを確認します。西側グリッドでは、第Ⅲ層の王宮址の層のさらに下に存在するとみられる焼土層を確認するために発掘を開始した2グリッドで掘り下げを継続し、鉄器時代の層を調査します。さらに、昨季の地中探査で大型遺構の存在が確認された頂上部第2の高まりで、発掘調査を開始する予定です。

今季の調査は遺跡での発掘作業を11月5日まで行い、11月6日〜12日に発掘区に保護屋根を架け、遺物の登録作業を終える予定です。